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2020.11.06
葛飾区奥戸の土地成約
世田谷区で活動している弊社はあまり城東方面にご縁が無いのですが、今回葛飾区の土地を無事成約させて頂きました!
売却の相談を頂いた際には、この通りまだ古屋が建っていて、売主様にて解体をして頂きました。
解体が先?測量が先?
同時に弊社の知り合いの測量事務所に確定測量を依頼。
解体が先か?測量が先か?少し悩ましいところですが、
①測量を先に行なうと、せっかく新設した境界標が解体時に飛ばしてしまう可能性があります。
②解体を先に行なうと、どうしても隣地住民に騒音等の問題で迷惑が掛かる場合があり、その後境界立会に影響を及ぼす可能性も少なからずあります。
ですので今回は、測量事務所と解体業者とで連携を取ってもらい、測量(隣地打診)を少し先に行ないながら、解体業者には境界に気を付けて解体工事をしてもらう方法を取ってもらいました。
この測量事務所は、フットワークも軽く臨機応変に対応してもらえるので大変助かりました。
(私道の通行掘削承諾、越境部分の合意書取得なども一緒に対応してもらいました。)
解体工事時には、次に買われた方が新築を目的とする為に現地の職人さんと打ち合わせ。1m程度掘り下げてもらったら地中に浄化槽やガラが出てきたのでそれも併せて撤去。
→地中埋設物などは、契約不適合責任(以前の瑕疵担保責任)に当たる場合があるので引渡し後買主様が新築工事時に出てきたら、売主様の負担になる場合があるので要注意です。
樹木(枝葉)の越境解消
隣接地2か所の枝葉が本地に越境していたので、隣地所有者に挨拶に行き、売主様のご負担で剪定業者に依頼しました。
(まずは自分で枝切り鋏を持って出来るだけ切ってみたのですが、高いところは梯子が必要で限界でした・・・)
このエリアの皆さんは下町気質なのか、とても親切に対応してくださり(剪定業者も隣地所有者も)大変助かりました!
買手も早めに見つかり、無事引き渡しまで終えたので一安心。
売主様初め、皆さまありがとうございました!
不動産の売買は、時として売主様買主様の当事者以外にも、様々な方々の協力の下で成り立ちます。感謝感謝です!!!