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2022.06.17

十条エリアの再開発情報(2022)

十条という地名の由来

十条という地名は、飛鳥時代(645年)の大化の改新後に導入された班田収授の法という土地制度が由来といわれています。班田収授の法とは、すべての土地を国有とし、農民に田を貸し出す制度のことです。農民に田を貸し出すために、耕地を一定の広さに分割・整備する必要があり、以降、土地の耕地の整理や開発が進んでいきました。

大宝令(702年)以降には、土地を6町(654メートル四方)に碁盤の目のように区切った土地区画方法である「条里制」としてさらに耕地の整理・開発は進んでいきます。十条という地名はこの条里制が由来になったのではないかと言われています。

また、平安時代から鎌倉時代にかけて存在した武士で東京西北部を支配していた豊島清元は、紀州の熊野神社との関係が深かったので、紀州の「十畳峠」にちなんでつけられたのではないか?など、地名の由来については諸説あるようです。

明治時代以降は、政府による火薬工場の設置や、現在の王子製紙の前身である抄紙会社が設立されるなど産業化が進み人口が増加。1910年には十条駅が開業しました。

十条エリアの特徴

十条は土地に付けられた固有名詞で、上十条、中十条、東十条、十条台、十条仲原の5つで構成されています。
【十条エリアの町丁目別人口・世帯数(令和4年5月時点)】

区分世帯数(世帯)人口:男性(人)人口:女性(人)人口:男女計(人)
東十条一丁目~六丁目8,6527,0256,77013,795
中十条一丁目~四丁目5,5934,2964,2928,588
十条台一丁目・二丁目5595736521,225
十条仲原一丁目~四丁目3,5513,0603,0066,066
上十条一丁目~五7,5716,2136,19412,407

出典:北区公式ホームページ 世帯と人口 人口統計表(令和4年5月1日現在)
https://www.city.kita.tokyo.jp/koseki/kuse/toke/setai/index.html

昔ながらの商店街と学生街が共存する十条エリア

十条エリアは1946年に東京家政大学が移転、1965年に東京成徳短期大学、1971年に帝京大学の板橋キャンパスや医学部も設立されている学生街であるとともに、昔ながらの商店街も混在している街です。

十条駅北口から徒歩で30秒歩くと、歴史と人情があふれる十条銀座商店街に到着します。十条銀座商店街は、江東区の砂町銀座商店街、品川区の戸越銀座商店街と並ぶ、東京三代銀座商店街の一つ。公式ホームページなどの広報活動が充実している他、十条銀座商店街における第二の通貨といわれる「Jスタンプ」が導入されるなど、商店街としての風情も保ちながら、独自の進化も遂げています。

一方、十条駅南口を北上すると十条中央商店街があります。十条中央商店街は、理美容室やクリーニング屋、精肉店などの個人商店が軒を連ねており、周辺には住宅が密集しています。

かつて十条駅を通っていた赤羽線が呼称変更し、1985年に埼京線が運行開始しました。当時の終点は池袋駅でしたが、運行開始翌年には新宿駅に延伸。1996年には渋谷、恵比寿、2002年に大崎まで延伸したため、都心主要駅や湾岸エリアへのアクセスが可能となり、十条駅は利便性の高いエリアとなりました。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業の紹介

十条駅はこれまで、店舗や住宅、事務所が密集した駅前商業地を形成していますが、土地の有効活用や高度利用がされているとはいえませんでした。また、住宅が密集していることから防災上の問題や、交通混雑の問題も抱えていました。

十条駅西口地区第一種市街地再開発事業は、これらの問題を解決し、地域や商店街と連携して、安心・快適なにぎわいの拠点を形成することを目的としています。

【十条駅西口地区第一種市街地再開発事業のコンセプト】
トータルテーマを「Together~この街と、ともに~」として、以下のようなコンセプトで同エリアの再開発は行われます。
・人と情報の交流が地域をつなぐ
・にぎわいを生み出す
・地域の災害対応力を強化する
・地域交通ネットワークを高める
・“みどり”を身近に感じる
・幅広い世代が共に暮らす

再開発事業の概要

同事業のコンセプトから、建物名称・施設名称は、十条(JUJO)の「J」と、「&(ともに)」を組み合わせた、「J&(ジェイト)」を共通ネームとして冠することに決まっています。そして、これまでの街を完全に作り直すのではなく、従来の街の魅力をそのまま残し、次世代につなぐことも重要な再開発のテーマとして位置づけられています。

【施設の名称】
・J&TERRACE(ジェイトテラス)
ジェイトテラスは、地域の賑わい、交流を育む駅前広場や、公共地下駐車場、緑の空間などを含めた街区内建物全体の名称です。また、地域の災害対応力も強化されます。

・J&MALL(ジェイトモール)
建物1階~4階は商業施設・業務フロアとし、業務フロアには北区公益施設の入居を予定。5階~39階は住居エリアとし、住民や、十条への来訪者にたいして賑わい、やすらぎ、出会いなど多面的な機能をもった複合施設を提供します。

【竣工時期(予定)】
・2017年5月 組合設立(事業計画)認可
・2020年3月 権利変換計画認可
・2021年3月 建築工事着工
・2024年 竣工(予定)

・施設設備の概要

施工区域面積約1.7ha
建物面積約4,691m2
延床面積約80,979m2
建物の高さ約146m
整備内容共同住宅(約578戸)・店舗・事務所・公共施設・劇場・地下公共駐車場
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