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2022.05.30

初心者も始めやすい「ビットコイン積立」とは? メリット・デメリット比較

2021年11月、777万円という過去最高値を記録したビットコイン。2020年以降の大きな価格上昇に、投資対象として注目している方も多いのではないでしょうか。
しかし、ビットコインをはじめとする仮想通貨(暗号資産)への投資で気になるのが価格変動の大きさ。大きな傾向としては上昇しているものの、やはり一時的な下落幅が大きく、投資初心者としてはなかなか一歩を踏み出せない人もいるでしょう。
そのような方はリスク分散をしながら投資を行う「ビットコイン積立」による投資手法を検討してもみてもよいかもしれません。リスクの大きい仮想通貨投資において、比較的そのリスクを減らすことができる投資手法です。
「ビットコイン積立」とは何か、メリット・デメリットとともに分かりやすく解説しましょう。

ビットコイン積立とは?

決まったタイミングで決まった金額を自動購入

「ビットコイン積立」とは、自分の決めたタイミング、自分が設定した金額で定期的かつ自動的にビットコインを購入し、積み立てていくサービスのことです。ビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルなど他の仮想通貨でも積立ができます。
積み立てタイプの投資信託や株式積立と同じようなシステムです。

「毎月」「毎週」「毎日」などから選べる

仮想通貨取引業者によって、購入するタイミングは「毎月1回」「毎月2回」「毎週」「毎日」などさまざま。
ビットコイン積立ならではの特徴として挙げられる「毎日プラン」は、その他の投資手法よりも日々の値動きが大きい仮想通貨に対応したサービスといえるでしょう。
少額を定期的に積み立て、長い期間をかけて資産を形成することが可能です。

「ドルコスト平均法」で購入単価を下げる効果

投資のタイミングには「一括投資」と「積立投資」があります。

・一括投資……資金を一度に投入して一括購入する方法
・積立投資……資金を一定期間にわたって一定額ずつ分割して購入する方法

積立投資の場合、購入するタイミングの値動きによって高値のときは少なく購入し、価格が低いときにたくさんの口数を購入できるシステムが自然にできあがります。
これを「ドルコスト平均法」といい、高値づかみを防ぎ、全体的な購入単価を下げる効果があるのです。

ビットコイン積立は、この「ドルコスト平均法」を用いることで価格変動のリスクに対応し、より安定した運用をするための投資手法といえます。

過去の事例では1年間で元本の1.8倍に

仮想通貨取引業者の過去のデータによると、2018年10月から1年間毎月1万円ずつビットコイン積立をした場合、1年後に元本の約1.8倍になったというデータがあります。
仮想通貨の値動きによって今後も同じような利益率になるとは限りませんが、上昇傾向にあるビットコイン積立には、それだけ資産を効率的に運用できる可能性があるということでしょう。

ビットコイン積立のメリット

少額から始められる

仮想通貨取引業者によって「500円~」「月1万円~」などの金額で積み立てすることが可能です。中には1円から設定可能なところも。
現時点でまとまった自己資金がなくても始められるのは、ビットコイン積立の大きな魅力です。

手間がかからない

ビットコイン積立は自動で購入・運用されるため、忙しい人や購入のタイミングが分からない初心者でも取り組みやすいメリットがあります。
「ほったらかし投資」ができる手法といえるでしょう。

時間の分散でリスク減

先述した「ドルコスト平均法」は、投資に対するリスクヘッジとして非常に有効な方法です。

リスクを抑えた投資の原則である「分散投資」には、
・時間の分散
・地域の分散
・資産の分散
の3つがあります。

ビットコイン積立は購入時期をずらす「時間の分散」に該当し、価格変動リスクへの対応策となるわけです。

値動きに振り回されない

ビットコイン積立のような積み立てタイプの投資以外にも、自分でチャートをこまめにチェックし、値動きに合わせて売買を繰り返す投資手法もあります。これは短期間で大きく稼ぐには非常に効果的といえるでしょう。
ただし常に値動きを気にしなければならない手間とストレスがかかります。

一方ビットコイン積立のような自動購入・自動運用なら、自分でこまめに値動きを確認する必要がありません。日々の値動きが大きい仮想通貨で、その値動きに一喜一憂したり、振り回されたりすることなく投資活動が行えます。

ビットコイン積立のデメリット

一括投資よりは収益性が落ちる

同じ額の資金を同じ利回りで同じ期間運用した場合、一括投資と積立投資では一括投資の方が収益性は高くなる傾向があります。
これはビットコインなど仮想通貨に限らず、株式投資や投資信託など、どの商品でも同じことがいえるでしょう。

ただし先述の通り、一括投資は時間の分散ができないため、積立投資よりも資産価値が減少したときの損失が大きくなるリスクがあります。
ビットコイン積立においても、よりリスクを抑えられる半面、一括投資よりは収益性が落ちる可能性があるでしょう。

短期間で大きな利益は出にくい

積立投資のメリットである「時間の分散」は、投資期間が長期であればあるほど効果が高まるものです。
ビットコイン積立は長期投資を前提に行う手法なので、一度に多くの資金を投入し、値動きに合わせて短期的に売買を繰り返す手法のように短期間で大きな利益にすることは難しいかもしれません。

仮想通貨の特性上、大損もしくは価値がゼロになる可能性も

ビットコインに限らず、仮想通貨は法定通貨ではないため、今後の動きが読みにくいデメリットがあります。

例えば今後国が仮想通貨取引の規制を強化した場合、一斉に投資家が仮想通貨離れし、大幅に価値が下落する可能性も考えられるでしょう。実際に中国では、2013年以降ビットコイン取引が禁止されています。

また法定通貨として国が認める「デジタル通貨」の検討を進めている国も多く見られます。もし将来的に中央銀行が「デジタル通貨」を発行するようになれば、今ある仮想通貨の価値がゼロになってしまうリスクもあるでしょう。

このように仮想通貨という特性上、将来性が読みにくい点には注意が必要です。

ビットコイン積立「毎日積み立て」と「毎月積み立て」どっちがいいの?

先述の通り、ビットコイン積立は「毎日」「毎月」と自由に購入タイミングが選べますが、果たしてどちらが有利なのでしょうか?

収益性に大きな違いはない

投資回数が多く、価格変更の影響を受けにくい、リスクヘッジとしては「毎日積み立て」が有効な手段となります。

価格が急減に下落するような局面においては、毎日積み立ての方が低い価格でたくさん購入でき、購入単価をさげる効果があります。
一方急激な価格上昇局面においては、毎月積み立ての方が平均購入単価は下がります。

価格変動に合わせて調整するのが理想

可能であれば、その時々の価格変動によって購入タイミングを調整するのがよいでしょう。
「こまめな調整は面倒……」「チャートのチェックは難しい……」という方は「毎日積み立て」を選んでおいた方が効果的なリスクヘッジとなります。

まとめ

価格変動の不安定さがネックとなってビットコインなどの仮想通貨投資に手が出ない方も、ビットコイン積立ならより低リスクで始められることが分かったのではないでしょうか?
ただし「ほったらかし投資」ができるとはいえ、仮想通貨は値動きが不安定で、今後の予測がつきにくい投資商品です。定期的にチャートをチェックし、ポートフォリオを見直すなどの調整を心掛けましょう。

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