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2022.05.09

年代別平均貯金額と貯金500万円から始める3つの資産運用

今現在、あなたの口座にはどのくらいの貯金がありますか?

毎年、金融広報中央委員会が発表している「家計の金融行動に関する世論調査」によれば、令和2年度の2人以上世帯の全国平均貯金額は、運用中のものを含めると813万円(内、定期預金は521万円)でした。

出典:家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和2年)

これ以前の調査でも、平均的な貯金額は500万円前後であることが多く、そのためか、お金を貯めよう、資産を作ろうと思う時には「とりあえず500万円」を目標にする方が多いようです。

確かに、自由に使える500万円があれば、不足の事態にも対応できますし、運用してもっと資産を増やしていくこともできそうです。しかし、ある程度の金額が貯金できているような方は、慎重派でもあるため、なかなか資産運用への第一歩を踏み出すことができません。

そこで今回は、今お持ちの資金を安全かつ効果的に資産運用をしていくために、知っておくべきことを以下のようにまとめています。

1.年代別・世帯別の貯金額めやす
2.貯金額500万円以上・以下で全然違う!お金への考え方
3.貯金から資産形成へ 3大ミドルリスクなお金の運用方法

最後までお読みいただければ、これから確実に資産を増やしていくためには何が大切かを理解でき、より豊かになるための第一歩を踏み出すことができます。

1.年代別・世帯別の貯金額めやす

本章では、年代別の貯金額のめやすを金融資産という形でまとめています。貯金額というのは、親兄弟や仲の良い友人同志でも話題にしづらい部分があり、意外と、自分以外の方がどのくらいの貯金額があるかは知らないものです。

現在、お金を貯めている方も、すでに平均貯金額である500万円前後のまとまった資金がある方も、自分の年代と世帯の中では、自分の貯金額が多いのか少ないのかは、確認がしにくいかと思います。

今回は金融庁が毎年調査をしている「家計の金融行動に関する世論調査 令和2年」をもとに、会社員としての現役世代である20~50代までの金融資産保有額をまとめました。

金融資産とは、預貯金に加え、株式や保険などのような現金化できるタイプの資産のことです。蓄えているお金がある程度まとまると、多くの方はお金を口座に預けておくだけではなく、株式や保険などの金融商品を使ってお金を増やすようになるため、これらも「お金」とみなして換算しています。

今回のデータは、各年代・年収で集計した金融資産の中央値です。中央値とは、集計された数字を並べて、ちょうど真ん中にある数値のことですので、この統計結果には金融資産の保有額が0円~数千万円の方までがすべて含まれています。

年代単身世帯の中央値2人以上世帯の中央値
20代310万円87万円
30代702万円561万円
40代898万円746万円
50代1,088万円1,005万円

参照:家計の金融行動に関する世論調査令和2年調査結果 単身世帯2人以上世帯 編集部まとめ

ご自身の年代と世帯をあてはめてみて、中央値に近い・中央値よりも高ければ、より積極的に資産形成を考え始めるタイミングかもしれません。

また、中央値よりも低めだった場合には、各項目で提案している年収帯を目指して、何かしらの資産形成のためのアクションを起こしてみましょう。

1-1.20代の金融資産保有額

年代単身世帯の中央値2人以上世帯の中央値
20代310万円87万円

20代の金融資産の中央値は単身で310万円、2人以上世帯では87万円になりますので、貯金額に換算した場合に500万円以上ある方は20代ではほぼいないと言ってよいでしょう。

単身・2人以上世帯とも、20代はまだ学生か、働いていても給与は少なめですので、貯金があるだけでもすごいことだと言えます。20代の2人以上世帯はすでに子供が複数人いるケースもあり、収入から貯蓄に回せるほどの余裕がないことが伺えます。単身世帯の場合は、生活費以外の金銭管理を意識していれば、早めの資産形成スタートが可能です。

単身・2人以上世帯のどちらも、世帯年収が500万円以上になると貯蓄に回せる割合が増え、資産を増やしやすくなる傾向があります。

1-2.30代の金融資産保有額

年代単身世帯の中央値2人以上世帯の中央値
30代702万円561万円

30代の金融資産保有額は、単身世帯は702万円、2人以上世帯では561万円となり、どちらも貯金額に換算すると500万円以上ありますので、30代では500万以上の貯金額がある方が増えてきています。

同じ30代といっても、独身と家族世帯では生活背景に大きな差があり、さらに同じ30代でも、40才に近い方と30才になったばかりの方では役職も違い、年収にも大きな開きが生じてくる世代です。

単身者で、20代から資産形成を念頭に置いてきた方は、すでに金融資産が500万円を超え、1,000万円の大台に近づきつつある方も出てきます。

2人以上世帯の場合は、結婚・出産・転職などの大型ライフイベントにより、収入を資産形成に回せる図式が変わる年代でもあります。また、結婚をしている場合は、夫婦2人の貯金額を合わせた金額であるケースもあるでしょう。

20代と同様に、世帯年収が500万以上になると、収入から預貯金に回せる余裕ができるため、金融資産がぐっと増える傾向にあります。

1-3.40代の金融資産保有額

年代単身世帯の中央値2人以上世帯の中央値
40代898万円746万円

40代の金融資産保有額は、単身世帯は898万円、2人以上世帯は746万円となり、貯金額に換算すると500万円前後はある方が大半となってきます。

40代は役職と年収に大きく差が出る年代でもあり、家族世帯であっても、若いときほどの単身者との差は少なくなってきます。また、社会的な責任が増え、年収1,000万を超える方が増える年代でもあります。

単身者は個人資産としてはかなりの資産形成が進んでいる方も登場し始めます。2人以上世帯でも、早い方は早期リタイアメントを含めたセカンドライフや人生の仕切り直しのタイミングが視野に入り、老後の資産形成に真剣に取り組み始めます。

金融資産の総保有額は500万円を超えていますので、現在行っている金融による資産運用以外にも、貯金の一部を使って、より効率よく資産を作る方法を考え始めても良いタイミングと言えます。単身・2人世帯とも、年収は700万以上から金融資産を増やしやすくなる傾向があります。

1-4.50代の金融資産保有額

年代単身世帯の中央値2人以上世帯の中央値
50代1,088万円1,005万円

50代の金融資産保有額は、単身で1,088万円、2人世帯以上で1,005万円と差がほとんどなくなります。50代では、当初の目標であった貯金額換算で500万円の倍額の資産があることになります。

単身世帯の場合は年収も上がり、30~40代の時と大きくライフスタイルが変わらない場合には、すでに単身者としては十分すぎるほどの金融資産・老後資産を保有しているため、50代になってからは若いときほどの積極的な資産つくりをしなくなる傾向があります。

2人以上世帯の場合は、子供が成人して支出が減り、老後の資産形成に本気に取り組み始める年代です。このように、資産形成への温度差とタイミングが、単身と2人以上世帯の金融資産の開きを縮めていきます。

もちろん、個人的に資産をもっと増やすという目的で、より多くのパターンで資産形成に乗り出す方も多くいらっしゃいます。また、早い方は子供の結婚・孫の誕生など、相続対策が視野に入る方もいらっしゃいます。

定年も視野に入ってくる年代ですので、セカンドライフを何歳から始めるか、年金はいつから受給するのかなども具体的な計画に入れておくべき年代です。

【ちょっと一息】

貯金ができる人・できない人の差とは?

ここまで記事を読んできて「え!こんな金額、全然持ってない!」と焦った方もいらっしゃるかもしれません。そんなに派手な生活をしていなくても、貯蓄に回せるほどのお金が手元に残らない方は「いったい、他の人たちは、どうやってお金を貯めているんだろう?」と、同年代で貯金のある方を不思議に感じていることでしょう。

また「きっとこういう人たちは、年収があるから、お金が余っているに違いない」と、将来、貯金ができるように、今から高年収を目指そうと考える方もいらっしゃるかもしれません。

年収が高いと貯金がしやすくなるのは事実ですが、実は、年収の高い・低いと貯金ができる・できないにはあまり直接的な関連性がありません。お金が貯められるかどうかは、お金が貯まる仕組みを自分のライフサイクルの中に持っているか・いないかで決まります。

今現在、年代・世帯の中央値に近いお金が溜まっていないタイプの方は「お金が余ったら貯金に回す」という発想を持っています。そして、中央値に近い金額や、それ以上の金額がある方は「貯めるお金を先に取る」という発想をします。

つまり、貯金残高が多くなるタイプの方は、お金が余ったから貯めるのではなく、収入から先に貯める分の枠を取り、残ったお金で生活をしているのです。

多くの方は、レシートなどを利用しつつ、スマホ代に〇円、食費に〇円、家賃〇円と、だいたい毎月何にどのくらいかかるかを、ざっくりとは把握しているはずです。その中に「貯金に〇円」という項目がないのが、現在、思ったほど貯金ができていない方の特徴なのです。

まずは毎月、無理のない金額を給与から半強制的に貯金に回してみましょう。例えば、毎月30,000円を貯金に回せば、年間36万円貯まり、3年続ければ約100万円になります。

100万円というまとまった金額ができる以外に、もっと大切なのは、毎月の貯金額を差し引いた金額で暮らすというお金を貯める習慣が身につくことです。つまり、ライフサイクルの中に「お金が貯まるパイプ」のようなものを一本持ったことになります。

このようなやり方で、毎月の貯金額を少し増やす以外にも、保険や株式などを購入して運用していくことで、お金が貯まるパイプを少しずつ太くしていくことができます。

また、100万単位の資金があれば、マンション経営に乗り出し、家賃収入という毎月まとまった収入が入り続ける仕組みを作り出すこともできます。

お勤め先やご職業によっては、少ない自己資金でマンション経営をスタートさせることも可能です。今から貯金をお考えの方は、100万円を目指しつつマンション経営の勉強を始めてみましょう。

関連リンク:不動産投資の初期費用を貯めたい人必見!お金が貯まる人の習慣

2.貯金額500万円以上・以下で全然違う!お金への考え方

本章では、貯金額が500万円以上ある方とない方との、お金への考え方の違いを調べてまとめました。

2-1.貯金額が500万円以上の方の特徴

500万円以上の貯金がある方は、ライフスタイルの中に「お金を貯めるパイプ」がしっかりと存在しているタイプです。そのような方々には、以下のような特徴があります。①収支バランスを重視
②予算の概念がある
③分散投資をしている
④無駄なお金を使わない
⑤プロに相談している

①収支バランスを重視
一番の特徴はお金を管理する、つまり家計簿をつけるのが習慣となっていることです。家計簿と言っても、細かな集計をしているというよりは、エクセルやスマホ、またはカードの家計簿システムを上手に利用して、収支バランスが悪くならないように管理をしています。

このように収支を把握することが長年の習慣となっているため、常に、自分がいくら使っていくら使えるかがハッキリしており、いちいち確認をしなくても、頭の中にだいたいの収支バランスがあるのが特徴です。

②予算の概念がある
①と連動しますが、500万円以上の貯金額がある方は「予算を組む」という発想ができており、予算の中で収支バランスを取っています。

ご自身の収入の中から、食費・学費・生活費・通信費など各項目に予算枠があり、この項目の中には当然「資産形成」があります。この資産形成の予算枠内で、バランスよくお金を増やしてきています。

予算からはみ出すことは滅多になく、はみ出した場合は、補正予算に相当するものをボーナスなどからつけるか、別月で予算の修正をしています。

③分散投資をしている
10~50万円など、少し金額がまとまったら、複数の金融商品にお金を分配して、効率良く資産運用をしています。増やし方は、資産運用における格言「たまごは一つのカゴに盛るな」の通りにしています。

この格言は、相場格言と言われるもので、金融業界では常識とされています。卵を一つのかごに全部入れておくと、カゴが落ちたら卵が全部割れてしまい、全財産を失う怖れがあります。そのため、卵を複数のカゴに分けておけば、一つのカゴの卵が割れても、他のカゴは無傷で済むという意味です。

別の言い方をすれば、分散投資をしなさいということですので、現在500万円以上の貯金がある方は、お金を増やし始めた頃から、生命保険・株式・投資信託・個人年金保険・損害保険・財形貯蓄・債券・不動産経営など、複数の方法を使って資産を増やしてきています。

④無駄なお金を使わない
「節約」という概念は人に寄りますが、500万円以上の貯金がある方は、無駄なものを買わないというルールが共通しています。この無駄とは、あくまでご自身にとって必要ではないものを買わない、という意味です。

例えば、人付き合いが重要だと考える方は交際費を惜しみません。その代わり、ファッションなどに興味がなければ、服はシンプルで着やすいものしか購入せず、似たような服を何着も買うことはしません。このように、お金を使うところ・使わないところが自分の中でハッキリと仕訳けされています。

⑤プロに相談している
500万円以上の貯金額がある方のほとんどは、お金に関して相談ができるプロの存在があります。例えば

・ファイナンシャルプランナー
お金の運用方法・金融商品の選定・適切な保険の選定の相談

・税理士
税金一般に関した相談・節税に関した相談

・不動産経営に関したプロフェッショナル
不動産を利用した資産形成の相談

など、一般的には口にしにくいお金の話の相談先を複数持っています。例えば、銀行や証券会社ですすめられた金融商品を選ぶ際にも、自分で調べる以外にも、客観的な意見としてプロにお金を払って相談をし、最適なアドバイスを受けるなど、プロフェッショナルの知識活用に積極的です。

2-2.貯金額が500万円以下の人の特徴

貯金額が500万円以下の方は、前項で解説をした500万円以上の貯金額がある方と反対の特徴があります。現在、貯金額500万円を目指して頑張っていらっしゃる方も含め、以下に当てはまるところがあれば、対策を参考にして改善することで、ご自身の目標により早く近づくことができます。

20~30代前半の方は500万円以下の貯蓄額であることがほとんどですので、金額そのものよりも、以下のような習慣を自覚し、500万円以上の貯金がある方の特徴に軌道修正するようにしてみましょう。①収支バランスが悪い
②予算の概念がない
③口座にお金を入れておくだけ
④細かな無駄使いをする
⑤お金に関した相談相手がいない

①収支バランスが悪い
お金の出と入りのバランスが悪く、気を付けていても毎月、なぜか収支がマイナスになる傾向があります。ボーナスなどで補填すれば足りていますが、月額収支という意味ではほぼ毎月マイナスになる方も含まれます。中には、収支管理をほとんどしていない方もいます。

【対策】
スマホでのレシート管理でもよいので、自分が何にいくら使ったかを、一週間に一度は把握しておくようにします。また、こうなってしまう原因は次項②にあります。

②予算の概念がない
収入の中から何にいくら使うという予算の概念が薄いため、金銭管理が上手にできません。限りある収入をバランス良く配分することが苦手なため、例えば、

・欲しいものがある
・使いたいものがある
・大切な趣味がある

などの理由がある度に使ってしまうため、常に各項目で予算枠をオーバーしている傾向があります。また、予算項目の中に「資産形成」または「貯金」がないことから、お金が余ったら貯金に回そうと考えていますので、貯金ができません。

【対策】
予算の感覚を養うには時間が必要ですので、先に、確実に貯金を作る方法としては、毎月の給与から半強制的に貯金に回す金額を設定します。財形貯蓄・定期預金など何でも良いので、給与が入金されたら自動的に差し引かれるようにして、貯金という予算枠を無理やり作り出します。

このような半強制的な貯金額を差し引いた分で、毎月の収支バランスを取るようにしていけば、仮に今までの習慣を変えないままでも、お金を少しずつ増やすことができます。

③口座にお金を入れておくだけ
貯金=預金口座にお金をプールしておくという考え方をするため、金融商品の存在自体をあまり意識したことがなく、運用に対して消極的です。口座の利率・ATM利用料・振込手数料などにも無頓着な傾向にあります。

【対策】
数字に弱いタイプが多いので、不動産経営などの実物がある資産形成の仕方などから、お金の勉強を始めると良いでしょう。実体経済ならではの具体的なお金の動きがわかるようになります。

④細かな無駄使いをする
無駄使いをしているつもりはなくても、日々、バラバラとお金を使っています。特徴的なのは、

・毎日コンビニやスーパーで何かを買っている
・必要なくても、とりあえず3個くらい買う
・気が付くと、同じタイプの服や物がたくさんある
・冷蔵庫が満杯で、賞味期限切れの食品がある
・課金やサブスクリプションに抵抗がない

など、自分が好きなものにもお金を使いますが、大して好きでもないものや、それほど必要ではないものでも買ってしまう傾向があります。

【対策】
レシートを読み込むだけの収支管理ソフトやアプリを使うと、自分が何にいくら買っているかが一目瞭然となり、次回の買い物の時に自重してショッピングができる用になります。

無駄使いは習慣的なことなので、一旦、気にするようになると、商品に手に取った時に「あ、これ1個でいいか」「これ、冷蔵庫にあるな」など気が付くようになり、無駄な買い物をしないようになっていきます。

⑤お金に関した相談相手がいない
お金に関した相談をする相手がいないことが多いでしょう。ファイナンシャルプランナーや税理士などには何となく苦手意識があり、例え無料相談ができるとしても、自分からは積極的に接触をしないかもしれません。

興味を持った金融商品があればネットで調べたりはしますが、自分の聞きたいことに答えてくれるサイトに出会えていない可能性もあります。

【対策】
現在、貯金額500万円を目指して頑張っていらっしゃる方は、この機会にファイナンシャルプランナーなどのお金の専門家に、今後の資産の増やし方を相談してみると、もっと効率的なお金の増やし方のアドバイスがあるかもしれません。

また、不動産経営に関した資料やセミナーなどに参加をして、不動産で資産を作る方法も同時に情報として知っておくと、より自分に合った、手ごたえのある資産形成の方法に出会える可能性が高まります。【500万円で人生がどう変化するのか】
貯金額500万円というのは、人生全体を支える金額としては少ないものですが、人生にちょっとした余裕を与えるには十分な金額と言えます。今、自分の口座に自由に使える500万円があれば、仮に明日、会社を辞めたとしても2~3年は食べていくことができます。そのほかにも

・病気やケガで働けなくなっても3年くらい何とかなる
・起業や独立のための準備資金になる
・結婚や出産などの大きなイベント時の補填に使える
・家や車を買うための頭金として使える
・不動産投資を始める時の自己資金に使える

など、人生の中で起きるさまざまな事柄に、柔軟に対応することができます。仮に、上記の出来事を貯金がほとんどない状態で対応しなければならない場合、どうしても「お金のために」動くことを余儀なくされるケースが多くなるでしょう。

仕方がないことだとしても、精神的な苦痛が伴います。
今現在、貯金額が500万円に届かなくても、自由に使えるまとまった金額があるならば、資産運用を真剣に考えるようにすると、お金に振り回されることからお金を管理してコントロールする立場へと自分を変えることができます。

例えば、手持ち資金をマンション経営の自己資金に充て、マンションオーナーとして、長期にわたり賃料を得ながら不動産という資産を得ていく、息の長い資産形成に参加することも可能です。

お金はコツコツ貯めるだけでなく、早い段階から上手に活用すれば「自分で資産を作れる」ようになります。すると、人生の選択肢が増えて自由度が上がり、自分が望んだ人生を歩いて生きやすくなります。マンション経営者への第一歩は、初心者スタートから運営までを丁寧にサポートするつなぐみらいにご相談ください。

3.貯金から資産形成へ 3大ミドルリスクなお金の運用方法

本章では、少しまとまった金額を作りつつある方・すでに500万円前後の貯金がある方向けに、比較的手堅く資産を増やしていくことができる運用方法をまとめています。

お金の運用には以下の3パターンがあり、パターンに応じたリスクとリターンがあります。「リスク」という言葉が、必要以上に資産運用は危険なものであるというイメージを生み出していますが、実際には、収益結果のバラつきのふり幅の大きさを「リスク」と呼んでおり、ふり幅には3タイプあります。1. ハイリスク・ハイリターン    ふり幅が大きい=リスクが大きい
ふり幅が大きなお金の運用方法です。結果が出るまでにプラスとマイナスの間を大きく揺れ動きます。マイナスになると投資した資金がなくなるというリスクもありますが、成功した場合には、短期間で2倍以上のリターンが期待できます。
●先物取引・株式投資・FXなど2. ミドルリスク・ミドルリターン ふり幅が中くらい=リスクも中くらい
ふり幅が中程度のお金の運用方法です。ある程度の期間をかければ、そこそこのリターンが期待できる運用方法ですが、ハイリスク型のように短期間で倍以上の金額を期待することはできないタイプです。リターンは常に、ハイリスクよりは少なく、ローリスクよりは多くなります。
●不動産投資・投資信託・REITなど3. ローリスク・ローリターン   ふり幅が小さい=リスクが小さい
ふり幅の最も小さいお金の運用方法です。投資したお金が返ってこなくなる可能性が低い安全性重視の投資方法ですが、そのかわりにリターンも低い運用方法です。
●貯金・定額貯金・国債・MMFなど

今回は、手持ちの資金を活用して確実に収益を得ながら、せっかく貯めてきた資金が減る可能性が少ないものとして、ミドルリスク・ミドルリターンの運用方法の中から以下の3つをおすすめします。

3-1.不動産経営

不動産経営とは、マンションなどの不動産を購入し、その不動産を人に貸し出して、賃貸収入で利益を得る運用方法です。今回紹介した3つの運用方法の中では、唯一、資産形成のために大型のローンが組めるタイプの運用方法です。

不動産を購入してから地価が値上がりしたタイミングで売却をし、売却益を得る「不動産投資」という方法もありますが、今回は、主に家賃で収入を得る「不動産経営」をおすすめします。

3-1-1.不動産経営のリターン

不動産経営は、とても簡単な言い方をすれば、ローンは入居者が払い、毎月の収益も発生し、最後に不動産が手に入るという、得るものが多い運用方法です。不動産経営のリターンのメインは

・貸し出した部屋の入居者から得る家賃
・ローンを完済した時の不動産

です。多くの場合、不動産経営のための不動産購入にはローンを組みますが、この返済には家賃を充当しますので、ご自身が支払いをするケースはほとんどありません。返済計画にもよりますが、家賃からローン返済分を支払っても、毎月の現金収入を確保することもできます。

ローン完済後の家賃収入は、必要経費以外は全額が収入になります。手元には収益を生む不動産がありますので、これを運営し続ければ家賃収入が入り続け、売却をすれば売却益が入ります。

さらに、不動産購入でローンを組む時には団体生命保険に加入しますので、万一の場合でも、遺族にローンが残ることはなく、さらに不動産と家賃収入の両方を遺してあげることができます。

3-1-2.不動産経営のリスク

・自己資金が必要
・空室リスク
・滞納リスク
・自然災害リスク

不動産を購入する際に、購入金額の1~2割程度の自己資金が必要になります。仮に、3,000万円のマンションを購入するのであれば、300~600万円の自己資金の用意が必要です。

空室リスクは、入居者がなかなか決まらない問題です。ローンを組んで不動産経営をスタートさせた場合、ローンの返済計画は家賃を充当することを前提に立てています。そのため、空室があると、ローンの返済をオーナーが自分のポケットマネーから行う必要があります。

また、せっかく入居をしてくれても、滞納などで家賃収入が入ってこなくなる可能性もあります。さらには、大きな地震や自然災害により、賃貸経営ができなくなるか、修繕費用負担が大きくかかるリスクもあります。

【対策】
不動産経営で起きるリスクを避けるためには、まずは、購入する不動産が入居者が付きやすく、長期にわたって借り続けてくれる物件である必要があります。例えば、

・立地が良い
・住み心地が良い
・便利な都心部である

など、賃貸不動産に適した条件を十全に満たしている必要があります。これらの条件を兼ね備えた物件は、自分で探すこともできますが、不動産経営のプロフェッショナルと一緒に、比較検討するほうが、より良い条件の不動産を購入できるでしょう。

運営開始後は、委託する管理会社を入居率の高い会社を選ぶなどで、空室リスク・家賃滞納リスクを減らすことができます。また、自然災害に対しては火災保険に加入して、損失分をカバーすることができます。

3-2.REIT

REITはリートと読みます。Real Estate Investment Trustの略語で、不動産投資に特化した投資信託のことです。カンタンに言えば、不動産経営をパッケージにして金融商品化したものです。

REITの販売は投資法人が行い、運用はREITのアセットマネージャーという運用のプロフェッショナルが行ってくれます。1つのREIT商品の中には、複数の不動産経営をする建物が組み込まれており、それらの不動産の保有・管理・経営・売買などを含めて運用し、不動産の売却益・賃料収入などから得た収益分を、REITを購入した人で分配します。

REITの良いところは、自分で不動産を購入しなくても、不動産経営に参加できるところです。金額は10~100万円の単位から購入することができますので、同じ不動産経営に参加するのでも、少額からスタートできます。また、REIT商品は複数ありますのでREITの中で分散投資することもできます。

3-2-1.REITのリターン

REITのリターンとは、投資信託による分配のことです。プロのアセットマネージャー(普通の投信信託だとファンドマネージャー)が運用し、出た利益をREITに申し込んだ人で分配します。ここまでは一般的な投資信託と同じです。

REITの良いところは、金融商品と比較すると運用益が高めであることが多く、はじめての参加でも利益を得やすいところでしょう。

運用益が高い理由は、REITは運用を投資法人が行うのですが、投資法人には利益の9割以上を分配するなどの一定条件をクリアすると法人税が課税されないというルールがあります。そのため、一般の金融商品が3~4割程度の分配率であるのに対し、REITでは9割超えの分配をします。

同じ不動産経営や投資でも、現物の不動産を購入しているわけではなく、証券を購入しているだけですので、流動性が高く、お金が必要な場合にはすぐに現金化できます。

参照:一般社団法人投資信託協会

3-2-2.REITのリスク

・市場の影響を受けやすい
・自然災害の影響をうけやすい
・投資法人が倒産する可能性がある

REITのリスクは、実物の不動産と違い、証券であることで、不動産市況と経済市場の影響をダイレクトに受けるところです。

例えば、実物の不動産であれば、少しくらい社会の経済状況が悪くなっても、その影響を受けるまでに数年以上かかるのが一般的ですが、REITの場合は、即・運用に影響しますので、その年から分配金に影響が出る可能性が高くなります。

また、証券化されていても扱っているものは不動産であることから、自然災害と火災が起きた場合、建物の焼失や破損があれば、分配金が大きく減るかゼロになることもあります。

【対策】
これらのリスクを最小にとどめるためには、不動産市況と経済市場の動きを日頃からよく観察し、少しでも不穏な空気を感じたら、証券を売却して現金化することです。

また、自然災害などは避けることができませんが、免震と災害防止対策がしっかりした不動産が多い商品を選べば、万が一の場合でも最小の被害で済ませることができます。

REITは投資法人が運用をしているため、REIT投資法人が倒産した場合には、証券が紙切れ同然になる可能性はゼロではありません。それでも、一般的な投資信託と違い、不動産という実体があるものに対しての投資ですので、不動産(マンション・ビルなど)の評価がゼロにならない限りは、資金の返還が期待できます。

参照:三井住友トラストアセットマネジメント

3-3.投資信託

投資信託は、一般人や投資家などから集めたお金を、ファンドマネージャーという資産運用のプロフェッショナルに運用してもらって、その運用結果として出た利益を、ファンドに申し込んだ人たちで分配します。

プロが選定した複数銘柄を、プロが運用してくれますので、お金の運用はしたいけれども、細かな値動きなどをチェックするほどの時間や知識がない方が、ご自身のお金を預けて運用してもらう方法としておすすめできます。運用期間中は、月次レポートや運用報告書などで運用実績を確認できます。

投資信託の平均的な値段は一口1~10万円前後ですが、最近はスマホから申込ができるワンコイン投資などもあり、500円のワンコインで投資信託を小規模に買って増やしていくこともできます。

3-3-1.投資信託のリターン

投資信託の運用益がリターンになります。投資信託の中に組み込まれている銘柄は、投資のプロが全体のバランスを見て、損失が出た場合にもお互いにカバーができる用にセレクトされていますので、個人で株式投資をするよりも、損失は出にくいと言えます。

投資信託にどのような銘柄が含まれているかも大事ですが、ファンドマネージャーの腕次第の部分が大きいため、運用実績の高い投資信託から選べば、より確実なリターンを得ることができます。

3-3-2.投資信託のリスク

・元本割れリスク
・運用報酬の支払いがある
・好きな時に売れない

プロが運用をしてくれるとはいっても、投資信託はあくまで「投資」であるため、元本保証がありません。運用益が出ているときは良いのですが、万が一、マイナスをうまくカバーできないでマイナス運用で終わった場合には、預けた金額より減ってしまい、赤字になる可能性があります。

また、投資信託はファンドマネージャーに運用報酬を支払う必要があり、その報酬%が高いと、やはり赤字になることがあります。

例えば、3%の実績が出ているところに、2%の運用報酬を支払うと、実際には1%の運用ということになってしまいます。また、運用期間が決まっているため、自分が売却をしたいタイミングで現金化することができません。

【対策】
元本割れリスクは、運用実績の良い証券会社や金融機関を選ぶことで、リスクを少なくすることができます。ファンドマネージャーへの運用報酬に関しては、取り扱い銀行などで購入前に目論見書や、相談窓口で商品ごとの内容を確認できます。

投資信託は多数ありますが、リスクを避けた選び方のコツがあります。多くのファンドを比較していると、どうしてもリターンに目が行きますが、上記に説明したリスクを避けるためには、先に、投資信託によってご自身が手に入れたい金額を決め、その金額が確実に取れる商品から選びます。

500万円を預ける場合には、この500万円をいくらにしたいのか?を先に決め、その金額が取れる運用利率と運用報酬を差し引いた%で試算をしてみて、希望する金額に近い商品から選択するようにします。

運用期間に関しては、1年程度のものから多種ありますので、近い将来に使う可能性がある資金は短期、しばらく使用目的がない資金に関しては長期の投資信託など、分散しておくといざという時に困らずに済みます。

参照:野村証券 投信のトリセツ【不動産経営初心者でも、安心してスタートできる】
失敗するリスクを抑えて、貯金を効率よく運用する方法として、ミドルリスク・ミドルリターンの不動産経営がおすすめです。この方法は、投資のために銀行がお金を積極的に貸してくれ、さらに全くの初心者の時からサポートが付くという、実に珍しいタイプの資産運用方法です。普通の株式投資・投資信託・定期預金なども含め、お金を増やす目的のために、金融機関がお金を借してくれることはありません。金融機関が投資であるにも関わらず、不動産経営のスタートに資金提供をしてくれる理由は、不動産の担保価値によるものです。金融機関はその不動産が「今後どのくらいの利益を生むか」を試算し、その不動産の持つ力に対してお金を提供してくれます。そのため、不動産経営をする際には、金融機関から見たときに将来性があると判断してもらえる条件を持った不動産を購入する必要があります。しかし、このような判断は、はじめての不動産経営を検討するときには、おひとりでは情報も少なく、不安が多くなりがちです。不動産経営をしてみようと思う多くの方は、本を読んだり複数のセミナーや資料で勉強を重ねますが、実際の不動産売買の市場にはプロや熟練の不動産投資家が多数参入していますので、良いと思えるものを入手できる可能性はかなり低くなります。つなぐみらいでは、このような、不動産経営の初心者でも、安心してマンション経営者としてスタートができるように、ゼロからやさしく丁寧なサポートをしています。不動産経営は購入してから後、何十年という長い年月を運営していくタイプの資産運用です。そのため、マンションを経営する方・マンションに住む方・その2者をサポートする会社が長きにわたって共に走り続けることになります。長い月日の間には人の心もトレンドも変わり、住みたいスタイルも変わっていきますが、時代に合わせて賃貸の部屋のアップデート提案ができるような不動産会社は、そう多くは存在していません。初めてのマンション経営のスタートをサポートするところから、マンション経営者になった後の長い年月を共に伴走できるだけのヴィジョンとノウハウがあります。まとまった預貯金の運用方法の一つとして不動産経営をご検討の際には、まずはご相談下さい。

4.まとめ

本記事では、貯金額500万円をめぐる、さまざまなお金の話を以下のようにまとめました。

1.年代別・世帯別の貯金額めやす
2.貯金額500万円以上・以下で全然違う!お金への考え方
3.貯金から資産形成へ 3大ミドルリスクなお金の運用方法

多くの方が貯金500万円をめざすのには、確固とした理由があるわけではなく「だいたいこのくらいあると、何かと安心だろう」という金額が500万円前後であることがわかりました。

500万円を目指し、ある程度の貯金額になったら、次は貯まったお金を上手に活用し、効率の良い資産形成をしていく方法として、ミドルリスク・ミドルリターンの資産運用方法を検討してみましょう。

今現在、500万円に向かって頑張っている方も、早い段階で資産運用に目を向けることで、より効率の良い金融資産の増やし方が見つかるかもしれません。どちらのケースでも、不動産経営をご検討の際には、つなぐみらいにご相談下さい。

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