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2021.05.08

不動産投資は大手と地場、どちらの不動産会社が有利?メリット・デメリット比較

収益不動産の購入にあたって、会社選びは重要です。この記事では大手のメリット・デメリットを解説し、大手と地場どちらの不動産会社を選べばよいか、考えていきます。

不動産投資をするなら誰しもが「いい物件を買いたい」「信頼できる会社と取引したい」と思っているでしょう。
とはいえ、不動産会社の数は非常に多く、会社選びだけでも一苦労です。

そこで今回は、大手の不動産会社と地場の不動産会社の2つに分類し、メリット・デメリットを比較していきたいと思います。

大手不動産会社とは

「大手企業」という言葉をよく聞きますが「大手」にはどのような基準や定義があるのか、ご存じでしょうか。

実は、大手企業の明確な定義はありません。
・知名度が高い
・業界のシェア率が高い

これらに該当する企業を大手企業と呼ぶことが一般的です。

つまり、大手不動産会社とは「広く一般に知られていて、不動産流通市場において取扱高・仲介件数上位の会社」を指しているといえるでしょう。

大手の不動産会社を選ぶメリット

では、大手不動産会社を選ぶとどのようなメリットがあるのでしょうか。
主なメリットは4つ挙げられます。地場の不動産会社と比較しながら、詳しく見ていきましょう。

取引実績が豊富

大手不動産会社は取引実績が多いので、保有している顧客情報も膨大です。買いたい人、売りたい人の情報が数多く手元にあると同時に、新しい情報も次々と集まってきます。
購入希望者の情報を多く持っているため、大手は特に売却に強い傾向があるでしょう。売却希望の場合は、大手の不動産会社の方が早く買い主を見つけられる可能性があります。

さらに大手の場合、アパート・マンション・戸建て・ビルなど、取り扱う不動産の種別も多岐にわたります。
その他、売買仲介の豊富な実績を基に、マニュアルの整備や社内研修におけるノウハウの共有など、社員のスキルを底上げする体制も整っている企業が多いです。
取引実績数の多さは、さまざまな面で仲介を依頼する投資家にプラスに働くことが期待できるでしょう。

一方、地場の不動産会社は賃貸をメインにしている会社も多く、取り扱う不動産の種別や実績数において大手を上回ることは難しいでしょう。そのため、売却に強い、購入に強い、戸建てに強い、分譲マンションに強いなど、不動産会社によって特徴が分かれているケースが多いです。
各投資家の目的に合致する不動産会社を見つける必要があるでしょう。

ネットワークが広い

大手の不動産会社の多くは全国展開しており、店舗数が多いのが特徴です。
大手の不動産会社間で情報を共有していることもあり、ネットワークはさらに広くなります。全国どこにいても、別の地域の不動産をスムーズに探すことができるでしょう。

対して地場の不動産会社は、地域に密着していることが特徴です。ネットワークの広さよりは、一定エリア内の不動産に関して濃い情報を持っていることが強みとなります。
地域とのつながりが強いため、独自のネットワークで仕入れた生きた情報を聞けるのは、地場の不動産会社ならではのメリットといえるでしょう。

契約手続きがシステム化されている

大手では、契約手続きなどがシステム化されているため、契約における不備が発生しにくいといえるでしょう。手順が決まっていることで、誰が担当しても同じように契約を進めることができるのは安心です。
ただしシステム化されていることで、細かい要望を反映するなどの融通が利きにくいという一面もあります。

一方地場の不動産会社はシステム化していないケースが多く、慎重を期していたとしても、不備が発生する可能性が高くなることが考えられます。
しかしシステム化されていないことが、各投資家に合わせて細かい要望に対応しやすいというメリットにもつながることを覚えておきましょう。

大手の不動産会社を選ぶデメリット

次に、大手の不動産会社を選ぶことで起こり得るデメリットについて把握しておきましょう。こちらも地場の不動産会社と比較しながら解説していきます。

地元とのつながりは薄め

大手不動産会社は、支店や競合他社とのつながりが幅広いという強みがある一方、支店を持たない特定の地域や地元とのつながりが弱くなる傾向があります。
地場の不動産会社は何十年も昔からその地域で会社を営んでいるケースも多く、特定エリアの地域特性を熟知し、細かな情報を入手しやすいのが強みです。

地方の物件となると、大手ではカバーしきれないエリアもあります。大手であっても、支店がないエリアについては詳しい情報を得る方法がなく、表面的な情報しか持っていない場合もあるでしょう。
大手不動産会社の支店がないようなエリアなら、地場の不動産会社を頼る方がよいかもしれません。

価格交渉が難しい

不動産を購入するなら、少しでも安くしたいと思う人が多いでしょう。しかし大手不動産会社の場合、販売価格や仲介手数料の価格交渉は難しい傾向にあります。その理由は、以下のような大手の特徴が関係しているといわれています。

・担当者1人が抱える顧客数が多く、価格交渉にかけられる時間がそれほど多くない
・大きな組織で成り立っている分、一担当者が独断で値引きできない
・大手不動産会社にはブランド力があり、買い手がたくさん集まってくる

買い手がたくさん集まってくると、なぜ価格交渉が難しくなるのでしょうか。
それは、人気物件は複数の購入希望者で競争になるため、交渉の余地がなくなるからです。値切る人と、売却価格に上乗せした価格を提示してくれる人がいたら、やはり売り主にとっていい条件を提示してくれる人が購入を優先されやすくなります。

一方地場の不動産会社は、大手のように大きな組織で成り立っているわけではないので、柔軟な対応をしてもらえる可能性が高く、融通が利きやすい傾向があります。地元に密着しているため、売却物件のオーナーと特別な信頼関係が築けているケースなども多く、売り主が交渉に応じてくれる可能性も高くなるでしょう。

大手と地場の不動産会社メリット・デメリット一覧

ここまでご紹介してきた大手不動産会社と地場の不動産会社のメリット・デメリットを一覧にしてみましょう。
どちらの不動産会社が自分に向いているか、ぜひ判断の参考にしてみてください。

メリットデメリット
大手不動産会社・取扱実績数が多い
・購入希望者が多く、売却に強い
・取り扱う物件種別が多い
・全国規模のネットワークがある
・システム化により契約がスムーズ
・細かい要望などの融通が利きにくい
・支店を持たないエリアでは、地元とのつながりが弱い
・価格交渉が難しい
・買い手が多いことで人気物件への競争率が上がる
地場の不動産会社・地域に密着した独自の物件情報を持っている
・個々に合わせた柔軟な対応をしてもらいやすい
・特定の地域における細やかな動向を把握している
・取扱実績数が少ない
・不動産会社によって得意な取り引き、得意な物件種別が異なる

目的別で選ぶ不動産会社

最後に、目的に合わせて不動産会社を選ぶ方法をお伝えしていきます。

エリアが決まっているなら地場の不動産会社

買いたいエリアがすでに絞られているなら、濃い情報が得られる地場の不動産会社を選ぶとよいでしょう。

不動産投資に地域特性の理解は欠かせません。
他地域に住んでいる投資家が現地調査で読み取れることと、長年地域に根ざした活動を行ってきた不動産会社が知っていることでは、情報のレベルが異なります。地場の不動産会社からは、大手の不動産会社が知り得ないような有益な情報をたくさん聞くことができるでしょう。

また地場の不動産会社は、地元のオーナーや他の不動産会社とも知り合いである場合が多く、新鮮な情報がいち早く入ってくることも期待できます。親交を深めれば、売却を検討しているオーナーがいる、といったような裏情報が入手できるかもしれません。
掘り出し物件が出やすいのは、地場の不動産会社だともいわれています。

広いエリアから物件を探したいなら大手の不動産会社

物件の種別や価格、築年数などの条件は固まっているけれど、エリアが決まっていない・こだわりがないといった場合には、全国展開している大手の不動産会社を選ぶとよいでしょう。

大手の不動産会社の多くは、全国規模で支店を展開しています。
訪問した店舗と気になる物件の所在地が離れている場合など、大手であればその地域の支店と連携することができます。その地域や物件の詳しい情報を聞いたり、素早く見学予約を取ったりすることが可能となるでしょう。

大手の不動産会社の方が、離れたエリアの物件でも、さまざまな情報を得ながら購入物件を絞り込んでいける環境が整っているといえます。

まとめ

ブランド力や知名度があるため、大手不動産会社の方が有利というイメージが強い方もいらっしゃると思いますが、必ずしもそうではありません。不動産会社選びで大切になってくるのは、自分が欲しい情報を持っているかどうかです。

大手の不動産会社は、ネットワークの広さを武器に、幅広いエリアの情報を持っています。地場の不動産会社は、地元とのつながりを武器に、特定エリアの濃い地域情報を持っています。

まずは、それぞれの強みを理解しましょう。そして、狭いエリアから物件を探したいか、エリアを特定せず広く物件を探したいかなどの方向性を明確にし、自分に合った不動産会社を選びましょう。

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